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奈良SDGs学び旅体験モニターツアー

実施プログラム

奈良SDGs学び旅体験モニターツアー

実施日時:2021年2月4日(木)9時〜14時頃

国内外から訪れる観光客に対し奈良の魅力を存分に伝え、

より深く充実した体験を提供する為のガイド人材養成を目的としたセミナー

『E +SDGs なら新しい学び旅』の第6回講座、

『SDGs 学び旅 モニターツアー』を実施致しました。

過去五回の講座でSDGs学び旅のガイドを目指す受講者の皆さんと共に、

第2回で「春日山・奈良公園コース」

第3回で「奈良町コース」を巡り、

第4回と第五回はセミナー参加者が実際にガイド役となり、

本番により近い、模擬研修を行いました。

今回は、郡山西中学校に通う中学1年生を対象に行った第4回により近い、

郡山西中学校の中学2年生を対象としたモニターツアーです。

第4回と同様に『SDGs 奈良学び旅 推進協議会』が提案する、

「東大寺周辺コース」「奈良町コース」「春日山原始林・奈良公園コース」の、

三つの学び旅コースを各班に分かれて今回も散策を行います。

コースへ向かう前に、奈良教育大学の講堂で、

参加者の中学2年生を対象とした『SDGs入門講座』を座学で実施。

クイズも交えながらレクチャーを行います。

講座の後はバスで各コースへ移動。

今回は「春日山原始林・奈良公園コース」に同行致しました。

密を避ける為に参加者の中学生達は各班に分かれます。

ガイドはひと班につき一人付く形で、参加する中学生達へガイドを行います。

この「一人のガイドが大勢を引き連れないよう少人数に別れて行動する」という点に、

『SDGs新しい学び旅』がコロナ禍に配慮されたツアーモデルである事が垣間見えます。

「春日山原始林コース」で巡るこの森林は、春日大社の神山・御蓋山の背後に位置する、

841年から1000年以上に渡り保護されてきた森林です。



都市部に原生の姿を残す森林とその植生が貴重である事から、

国の特別天然記念物、そして世界遺産にも指定されている春日山原始林。

その原始林が持つ力強さに、参加者の中学生は圧倒されます。



しかし、ガイドから春日山の木々達が年々減少している事が告げられます。

そんな危機が迫る原始林に「自分たちでも出来る事」がないか、中学生達へ問いかけます。

未来を担う中学生達に今のうちから意識をしてもらうことで、

1000年以上に渡って脈々と受け継がれてきた原始林を守る次の担い手になってもらう。

それが「持続可能な社会」を創る第一歩になるよう、期待を込めてガイドは語ります。

春日山原始林を散策した後は奈良公園へ移動。

意外にも奈良公園の鹿たちを間近で見るのは初めてという参加者も多数おり、

鹿たちとの触れ合いにはしゃぐ中学生らしい姿が見られるシーンもありました。



三時間に及ぶフィールドワークの後は、

前回と同様に東大寺の近隣、高畑町の和み館へ。

無形文化遺産『和食』にまつわるレクチャーを受けながら、

用意された奈良の伝統食を頂きました。


今回の『SDGs 奈良学び旅モニターツアー』は以上。

次回はモニターツアーを経た中学生達が”旅後”に何を感じたのか。

その表現の場として、

吉本興業所属の漫才師、まるむし商店・磯部公彦氏を迎えた、

「まるむし商店 磯部のクレイアニメ教室」に中学生達が挑戦します。