モニターツアー
実施日時:1/21(金)10:00~15:00(天気:晴れ)
テーマ:奈良墨の歴史が紡いだ多彩な書の文化を学ぶ旅② ならまち・興福寺編
参加者:9名
2022年1月21日(金)に、伝統的地場産業からSDGsを学ぼう!をテーマにしたモニターツアー、奈良墨の歴史が紡いだ多彩な書の文化を学ぶ旅② ならまち・興福寺編を行いました。
<旅程>
<法相宗大本山 興福寺 国宝館見学とガイドによる境内見学 60分>
ガイドさんの手持ち資料での説明を交えながら、SDGsにつながる興福寺の歴史、そして再建に当たっての、現代の人々の取り組みなどを説明がありました。
<古梅園 にぎり墨体験と墨作り見学 60分>
墨は、油を燃やして煤を取り、動物のコラーゲンから作る膠と混ぜ、成型、乾燥という工程を経て出来上がります。
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にぎり墨の体験では、硬い乾燥した墨からは想像できない感触を味わい、
後日ご自宅に完成品が届く楽しみがあります。
<ランチ 粟 ならまち店 60分>
<杉岡華邨書道美術館 かな文字の講義とワークショップ>
館内観覧:20分 ワークショップ(カレンダー作り):90分
古梅園にて、丹念な仕事で作られる墨を、ワークショップでは実際に使って書を体験し、知識と体感で墨について知ってもらう機会になりました。
<参加者の声>
【興福寺ガイド】
・奈良の墨のなりたちのほか、仏像の解説も詳しくわかりやすかったです
・ガイドの方の説明により興福寺の歴史、SDGsとの関連がわかりやすかったです
【古梅園ツアー】
・油を取っている部屋や乾燥の部屋に入って説明が聞けたこと、伝統を感じると同時に神秘的な雰囲気を味わえた
・初めてですべてが驚き
【かな文字のワークショップ】
・書道はとても久しぶりだったが面白かったです。変体仮名が気に入りました
・先生がとても明るくフレンドリーな方で、質問などもしやすかったです。改めてかな文字の楽しさが感じられるワークショップでした
【プログラム全体】
・特に、古梅園、仮名文字のワークショップが印象に残りました。実体験を通じて歴史の深さを感じられたからだと思います
・墨というテーマに沿って構成されていて、知識欲と表現意欲が満足させられるところ
・もりだくさんで、しかもSDGsというテーマに沿ったツアー、とてもおもしろかったです。墨も書も外国のお客様にも興味を持ってもらえそうです