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学級新聞_82号

SDGsネルーブッダガヤ国際平和日印友好日本寺

学級新聞_82号

【第82号 2025/12/09 発行】
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[1] 奈良SDGs学び旅 問合せ報告/実施報告
[2] はばたけ ルリセンチ No. 81
[3] 当社代表取締役によるコラムム
[4] お知らせ

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[1]奈良SDGs学び旅 問合せ報告/実施報告
●問合せ報告
実施日2027年度 富山県 不明 不明
実施日2026/10/22 山形県 中学校 130人

 

●実施報告
実施日2025/12/02 青森県 高校 ならまち・春日山原始林コースF/W 76人

 

 

 

[2] はばたけルリセンチ No. 81

 

 

[3]当社代表取締役によるコラム

「日本寺(正式名称:印度山日本寺)」

仏教発祥の国、インドから~ネルー大統領の想いを未来につなぐ~

 

今日はインドのブッタガヤに来ています。

ブッダガヤは仏陀が悟りを開いたとされる聖地です。元は菩提樹と森しかありませんでしたが、今は大塔が建設され世界遺産となっています。

日本寺(正式名称:印度山日本寺)は、日本仏教界が総意を結集して建立した寺院です。その建設にあたっては当時のインド首相ジャワハルラール・ネルーの強い後援がありました。

 

ネルーは、仏教を通じて国際平和を象徴する場を作りたいと考えており、日本寺はその理念を体現する施設です。このプロジェクトは、戦後の日印友好の象徴であり、政界・財界・仏教界が一体となった国際協力の成果です。

 

第二次世界大戦後、1947年インドは独立を果たしました。その時に語った世界的なスピーチA Tryst With Destinyがあります。

 

長い年月のむかし、私たちは運命とひそやかな約束を交わしました。

そして今、その誓いを果たす時が来ています。

まだ完全に、すべてを成し遂げるわけではありませんが、

それでもきわめて大きな一歩を踏み出そうとしています。

 

真夜中の鐘が鳴りわたるその時、

世界が眠りについていても、インドは「いのち」と「自由」へと目覚めるのです。

歴史の中でも、ごく稀にしか訪れない瞬間というものがあります。

私たちが古き時代から新しき時代へと歩み出し、

一つの時代が終わり、

長く抑えつけられてきた一つの民族の魂が、ついにその声をあらわにする——

まさにそうした瞬間が今なのです。

 

私たちの努めは、インドの庶民、農民や労働者に自由と機会をもたらすこと、

貧困と無知と病と闘い、それらを終わらせること、

豊かで、民主的で、進歩的な国家を築き上げること、

そして、この国のすべての男女一人ひとりに正義と、生の充足を保障する社会的・経済的・
政治的な諸制度をつくり出すことなのです。

 

ネルー首相『A Tryst with Destiny』より参照

 

この独立に至る前にインドは1943年のベンガル飢饉という悲劇に襲われました。

ベンガルという本来は豊穣な地域から、イギリスによる植民地支配の中、戦乱と投機によって穀物が市場から消えたため、人口6000万人の地域で300万人が飢えと病で亡くなったのです。

 

第二次世界大戦が終わった後、インド国内ではイギリスはインド人の命を守る気がない、この政権ではまた同じことが起きるという考え方が拡がっていきます。

各地で暴動が拡がり混乱は拡大しました。1946年の州議会選挙にて全1585議席のうち、インド国民会議(会議派)が 923議席、全インド・ムスリム連盟が 425議席を獲得し、イギリス抜きのインドは決定的になりました。

 

ベンガル飢饉のあと、独立運動として、そのエネルギーは

「道義的な怒り」「農民・兵士・市民の蜂起」「選挙による政治的確認」

の三方向に同時に広がり、1947年の独立にネルーが語った言葉が先の話です。

 

インドの人々は持続可能性を奪われた時に非暴力非抵抗の運動のなかで独立を勝ち取ったのでした。スピーチにはインドの人々の苦しみ悲しみと共に明日への強い決意が記されています。

 

その後、ネルー首相は世界平和の理念を強調し、「宗教の融和による平和の実現」を国是としていました。

 

その一環として、仏教の聖地ブッダガヤを国際的な平和拠点にする構想を打ち出し、「ブッダガヤ開発総合計画(Bodhgaya Development Master Plan)」を策定しました(1959年頃にインド国会上院で承認)

 

この思想こそ、ユネスコ勧告が示した平和と人権教育のモデルではないかと思います。

 

同時に、仏教に秘められた平和への祈りは法隆寺の聖徳太子の思想にも通じています。1400年の時を超えて、片道20時間を超えるバス旅と共にインドと日本を行き来する、悠久の時間を感じる旅行となりました。

南無

 

[4]お知らせ
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当社代表取締役紹介

代表取締役 川井徳子

株式会社学びの旅 代表取締役。同社の前身である奈良新しい学び旅推進協議会の立ち上げに尽力し、2020年~2025年まで実行委員長を務める。奈良を舞台にした探究型学習プログラム「奈良SDGs学び旅」を企画・開発し、商品化。教育と地域をつなぐ新しい学びの仕組みを創出した。