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学級新聞詳細

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NEWS PAPER DETAIL

学級新聞_11号

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第11号 2023/1/31 発行
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◆目次
[1] 奈良SDGs学び旅 問合せ報告/実施報告
[2] はばたけ ルリセンチ No. 7
[3] 実行委員長コラム
[4] 「日本の食の聖地巡礼 NARA」モニターツアーが実施されました
[5] 新たな動画・AudioBookが学び旅サイトに公開
[6] お知らせ

 

[1]奈良SDGs学び旅 問合せ報告/実施報告
問合せ報告

実施日 地域 区分 人数
2023/11/10 岐阜県 小学校 57
2024/10/23 北海道 高校 280
2024 静岡県 中学校 160
2023/5/14 静岡県 中学校 60
2024/2/28

2024/2/29

2024/3/1

石川県 中学校 160
2024 静岡県 中学校 110
2024

又は2025

奈良県 中学校 80160
2023/11/17 和歌山県 中学校 60
2023/2/28 三重県 小学校 50
2023/5/1 新潟県 中学校 135

 

実施報告

実施日 地域 区分 内容 人数
12/21 東京都 高校 SDGs講義+

フィールドワーク

23
12/28 愛知県 中学校 SDGs講義+

フィールドワーク

60

 

[2] はばたけ ルリセンチ No. 7

作:谷尚樹

[3]実行委員長コラム

世界文化遺産「古都奈良の文化財」とUNESCO無形文化遺産

前回のお話の続きの前に、お伝えしなくては!というトピックです

 

今年は奈良市にある世界文化遺産「古都奈良の文化財」が登録されて25年目にあたります。奈良市では、それを記念して様々な事業を展開する予定と聞き及びます。
市民として、とても楽しみなこと、素晴らしいことです!

 

登録から1/4世紀が過ぎたわけです。人間にとっては長い時間の区切りですね。一方で、古都奈良の文化財『東大寺・興福寺・元興寺・春日大社・春日山原始林・薬師寺・唐招提寺・平城宮跡』、どれも1300年以上の時を重ねた存在ですから、あっという間とも言えます。改めて、奈良に住むことのすごさを感じます。

ところで、奈良県の世界遺産はとてもユニークな存在であることを、皆さんはご存知でしょうか。実は、世界のUNESCO世界文化遺産の在り方を変えた稀有な存在が、奈良の世界文化遺産なのです。

 

⑴ 原初の文化を形作った信仰が今も生き続けていること
⑵ 法隆寺も含め、日本の文化財建造物の保存にあたり伝統的な技法が守り続けられていること。その事実を確認できる文書や絵巻、古材が存在すること
⑶ それらを通じて、UNESCOと日本との間で文書「奈良ドキュメント」が交わされたこと。その結果、その結果、世界文化遺産登録にあたって、その文化遺産の価値は所属する文化の文脈で判断することとなった。
⑷ 日本の文化財建造物の保存の技術がオーセンティシティなものとして認定されたことで、文化の多様性を守るためUNESCO無形文化遺産条約が定められるきっかけとなったこと。また、その条約が国際社会に認知され活用されるために日本が貢献したこと
⑸ そのことで世界の無形文化財が守られることに繋がっていること
⑹ 以上の事実を踏まえ、UNESCO無形文化遺産「伝統建築工匠の技」がUNESCOに登録がされたこと

歴史文化遺産を多く有する地として、よく奈良と京都が比較されます。しかし、奈良は世界文化遺産の在り方自体を変えたという、京都にはない特別なポイントが存在します。

 

UNESCO無形文化遺産は、この奈良で起きたことから生まれてきた出来事なのです。

 

『古都奈良の文化財」は、今も伝統的な建築の技術を使って再建され続けています。社寺だけでなく、国営公園の事業としても続けられています。このことに興味をもった人、気付いた人だけが、UNESCO無形文化遺産のすごさにふれることが出来ます。

(これをより深く実感したい人へのお勧めは、新神戸駅前にある竹中大工道具館です。ここで大工の仕事を確認できます。)

 

1878年に来日したフェノロサが、奈良市の淨教寺で「奈良ノ諸君ニ告グ」と題した講演において、奈良は東洋のローマ、中央アジアの博物館と称えました。奈良県民は、大切なところ、それは「世界のへそ」のようなに住んでいるという「ありがたさ」と共にあると思います。

 

今年一年、そのありがたさを体感し、皆様と分かち合える年になればと思います。
奈良を楽しみましょう!

 

[4]「日本の食の聖地巡礼 NARA」モニターツアーが実施されました

「日本の美食のはじまりは奈良にあり」というコンセプトで、料理研究家の海豪うるる氏監修のもとスタートしたプロジェクト、「日本の食の聖地巡礼 NARA」。
そのモニターツアーが、2023年1月9日・10日に1泊2日で実施されました。
奈良の伝統産業である清酒・奈良墨・漢方を学ぶ・楽しむコンテンツを盛り込み、奈良県内の観光関係者やメディア関係者、飲食店関係者等、観光と関りの深い業界から参加者を募集しました。奈良発祥の食を巡る旅として、清酒発祥の正暦寺や食とのかかわりの深い大神神社を巡り、食とともに発展し伝えられてきた文化にも触れます。
1月9日の夕食は、多様な奈良の清酒とそれに合う特別料理が用意されました。
参加者は、奈良の魅力が詰まった料理に舌鼓を打ちながら、今回のプロジェクトをいかに継続していくか意見交換を行いました。

 

 

プロジェクト内容について、詳しくはコチラ
↓↓↓↓
ならっこWEBサイト:日本の食の聖地巡礼NARA | 美食のルーツは奈良にあり (narakko.jp)

 

[5]新たな動画・AudioBookが学び旅サイトに公開

協議会のYouTubeアカウントへ、奈良墨と書の文化をPRする動画「墨と書の都奈良」・吉野山/春日山原始林の魅力をPRするAudioBook「森の息吹に耳を澄ます~春日山原始林と吉野の森~」の2つが公開されました。
墨と書の都奈良
https://www.youtube.com/watch?v=cQDEy5RbmIE&t=318s

森の息吹に耳を澄ます~春日山原始林と吉野の森~
https://www.youtube.com/watch?v=oPTzH2b3S4s

 

[6]お知らせ

学び旅学級新聞の感想を募集しています!
実行委員長のコラムや学び旅事務局の活動について、皆様のお声をお聞かせください。
メッセージは、下記メールアドレスにて受け付けております。
皆様のご応募、お待ちしております。
【応募先】manabi-jimukyoku@kirsite.com

学び旅学級新聞へ掲載する記事募集中!
協議会委員へ告知・共有希望の事柄がありましたら、原稿・写真と共に事務局までお知らせください。
無料で記事として掲載し、配信いたします。
配信時期についてもお問合せください。
【連絡先】manabi-jimukyoku@kirsite.com

 

配信:奈良新しい学び旅推進協議会・事務局(公益社団法人ソーシャル・サイエンス・ラボ内)
TEL:0742-20-7807 平日9:00~18:00(年末年始を除く)
住所:〒630-8305 奈良県奈良市東紀寺町2-10-1
Web:https://nara-manabitabi.com/