SDGs(Sustainable Development Goals︓持続可能な開発目標)は、「誰一人取り残さない(leave no one behind)」持続可能でよりよい社会の実現を目指す世界共通の目標です。2015年の国連サミットにおいて全ての加盟国が合意した「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の中で掲げられました。2030年を達成年限とし、17のゴールと169のターゲットから構成されています。
SDGsは、
SDGsの前身であるMDGs(Millennium Development Goals︓ミレニアム開発目標)は主として開発途上国向けの目標でした。対してSDGsは、先進国も含め、全ての国が取り組むべき普遍的(ユニバーサル)な目標となっています。
しかしながら、これらの目標は、各国政府による取組だけでは達成が困難です。企業や地方自治体、アカデミアや市民社会、そして一人ひとりに至るまで、すべてのひとの行動が求められている点がSDGsの大きな特徴です。まさにSDGs達成のカギは、一人ひとりの行動に委ねられているのです。
MDGs ミレニアム開発目標 2001~2015年 |
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SDGs 持続可能な開発目標 2016年~2030年 |
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奈良新しい学び旅推進協議会では、SDGsの担い手を育成する「ESD」の最先端である奈良教育大学を中心に、地域の産学官民が一つになって新しい観光モデル「奈良SDGs学び旅」を構築して参ります。それは持続可能な社会の担い手育成に貢献するだけでなく、奈良の魅力をより深く体験できるプログラムでもあります。「奈良SDGs学び旅」を通じて、SDGsと奈良をお楽しみ下さい。