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実施日時:2021年1月15日(金)
国内外から訪れる観光客に対し奈良の魅力を存分に伝え、より深く充実した体験を提供する為のガイド人材養成を目的としたセミナー
『E +SDGs なら新しい学び旅』の第三回講座、『フィールドワーク SDGs 学び旅の実際(奈良町コース)』を実施致しました。
前回の講座ではSDGs学び旅のガイドを目指す受講者の皆さんと共に、春日山・奈良公園という、自然や奈良の仏閣を中心としたコースを巡りました。
今回は奈良駅周辺の名所となっている奈良町を巡り、奈良に息づく文化を学んでいきます。
セミナー参加者自身が今後、実際にガイドとして奈良町を紹介する事を想定しながら、以下のコースを巡り理解を深めて行きました。
・今回、実際に巡ったコース
奈良教育大〜写真美術館〜大乗院庭園〜奈良筆田中(筆作り)〜元興寺極楽坊〜なら工藝館〜鎮宅霊符 神社〜からくりおもちゃ館〜
庚申堂〜ならまち格子の家〜御霊神社〜元興寺塔跡〜奈良町資料館〜ならまちにぎわいの家
コース地図。今回は14箇所のスポットを巡ります。
日本最初の本格的伽藍である法興寺(飛鳥寺)が平成遷都にともなって、蘇我氏寺から官大寺に性格を変え、新築移転されたのがこの元興寺です。
元々奈良町は元興寺の境内の一部となっており、元興寺は奈良町を知る上では外せない全ての始まりの場所です。
セミナー参加者には以下のものを始め、数点の資料が配られました。
この『SDGs奈良学び旅』のガイド育成セミナーは、マニュアルに倣う事よりも、
ガイド志望の参加者自身が「自分で実際にコースを巡り体感した事」を重視しており、
ガイドの一人一人が「自分だけしか出来ないプランを持つ」事を目標としています。
奈良町を巡りながら、熱心にメモを取る受講者の皆さん。
この講座で自分たちが実際にガイドをする際をイメージしながら、
自分たちのガイドプランを固めていきます。
今回の講義で研修課程は終了。
次回は郡山西中学校に通う中学1年生が参加し、
セミナー参加者達が実際にガイドを務めるモニターツアーを実施致します。